自己中の病
さて僕は前回、太宰的なものと書いたが、これは一方では誤りかもしれないとも思っている。
太宰的なものは、他人を滅ぼしはしないのだ。
むしろそれは、いわゆるメンヘラと呼ばれるだけの、かまってちゃんであるだけで、かまってちゃんはただ、自己愛と自己中心性に毒されているだけで、他にはなんにもないのだ。
誰もが、自己中心性を僕にぶつけてくる、などというのが事実であるにしても、それは、それを受け止める環境と自分の心性がそうなせているのだ。
自己中心性が認められるのはどんな場合か。
その当人に魅力がある場合である。
ここに演繹すべき事実がある。
ではまた