2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

内省記:好かれたい心理

なにごとは圧倒的な成果をだして、評価を得たいと思う心理。 誰かになにかすごいと思われたい心理。 自分は誰かにとって重要な人間であり、人気があり、モテたい、と思う心理。 これこそは最も根深い心理のひとつである。 根深さは、どこにあるのか、根深さ…

自己中の病

さて僕は前回、太宰的なものと書いたが、これは一方では誤りかもしれないとも思っている。 太宰的なものは、他人を滅ぼしはしないのだ。 むしろそれは、いわゆるメンヘラと呼ばれるだけの、かまってちゃんであるだけで、かまってちゃんはただ、自己愛と自己…

太宰的なものとコロナ禍

一筆書き乱文ブログである本稿もまた、一筆書きなので誤字脱字は許してねとの内在的言い訳をもとに書かれるものである。 いったい、どうして太宰とコロナなのか。 太宰的なものとはつまり自意識的なものであるとここでは措定したい。 そして、コロナ禍は、曲…

どう生きるかは、どう死ぬかである。

君たちは、どう生きるのか。 さて、この一文は吉野源一郎氏の著作とはまったく関係がない。 一介の似非PUAアカウントに過ぎない僕が、なにを大業なことをいうのか、と思うだろう。 しかし、どう生きるかは、どう死ぬかなのだ。 村上春樹御大の「ノルウェイの…

人文科学を経由しない人生を送る人間について

僕には諦観がある。 この世の中には 人文科学を経由しない人生を送る者と、経由する者とがいる。 これがなにごとかの分水嶺である。 これが人間を大きくわけるのだ。 もっと端的にいえば、 なぜ生きるのか、なぜ事物は存在するのか、存在とはなにか、知ると…

リア充への憧れについて

リア充という言葉がある。 不遜にして、こんなネットスラングを知ったのは、僕はずっとあとになってからであった。 ネットにかじりついて、ネット弁慶であるが、現実世界では、小物で、うまくいっていない、孤独なヤツに対比してできた言葉であろう。 美形で…